2015年8月9日日曜日

紫陽花の季節と『三好達治詩集』~詩で心に涼しい風を!



写真1 紫陽花の季節
写真2 三好達治の詩集

三好達治の詩集、大好きです。

買ったのは学生のころだったのでけっこうボロボロですが、
会社で働いていたときも、通勤電車の中で、ぱらぱらめくったり。

紫陽花といえば、三好達治のこの詩が思い浮かびます。
とっても有名な出だし・・・

母よ―
淡くかなしきもののふるなり
紫陽花いろのもののふるなり
はてしなき並木ののかげを
そうそうと風のふくなり

そして結びは・・・

淡くかなしきもののふる
紫陽花いろのもののふる道
母よ 私は知ってゐる
この道は遠く遠くはてしない道

(斜体字部分:『三好達治詩集』の「乳母車」より引用)

「遠く遠くはてしない道」を乳母車を押してもらい、
いつのまにか、こんなオトナになってしまった。

もう、私と同じ歳のころには、
私を産んで育てていた若い母を思い浮かべてしまいます。

小説みたいに長い時間読まなくても、言葉でどこかに飛んでいける。

暑くてしんどい夏ならば、詩でこころに涼しい風を。

★心の本棚に、新しい一冊を★
ポケットの中でボロボロになった、大好きな詩集。


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